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後藤 晃 Akira Gotou

東京の下町、日暮里・谷中・千駄木界隈で 活発な子ども時代を、高校時代は思索を好む文学少年として過ごす。

1969年3月東京大学農学部を卒業し、同大学院(農業経済専攻)に 進学した。研究対象はアフリカで、修士論文は西アフリカの伝統的 経済圏と市場について経済人類学の方法でまとめた。

1973年3月大学院博士課程を中途退学し、東京大学東洋文化研究 所の地理学部門の助手になって6年間研究生活を送った。 この部門の研究地域が西アジアであったため、研究対象をアフリカ から西アジアに移し、農村調査で延べ1年、西アジア地域研究セン ター(テヘラン)の研究員として1年、計2年間イランに滞在した。

1979年から10年間、東京大学農学部農業経済学科で非常勤講師 として教鞭をとった。1981年4月に神奈川大学経済学部に赴任、 まもなく30年になる。講義は「中東政治経済論」を担当している。 ほぼ2年に1回の割合で、1ヶ月間ほど調査等でイランやトルコに出か けている。

1995年にはアンカラ大学の客員研究員としてトルコのアンカラに1年 滞在した。旧満州に分村移住した村の調査をきっかけに日本から海 外に移住した人々のアイデンティティの問題に関心をもちつづけて いる。

研究分野は、中東の農業経済、中東の近代経済史、日本人の移民 史(旧満州とブラジルの農業移民)など。

E-mail:akibargotou@hotmail.co.jp

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